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【体験談】スクールではない!プログラミング個別トレーニングのサークルアラウンドとは?

こんにちは!Ted(@tatsuya_ruby)です

プログラミング初学者の私が数ある”プログラミングスクール”の中から選び2ヶ月通った
サークルアラウンドのスクールについて体験談を交えてご紹介しようと思います。
スクールを探しているかたは最後まで読んでいただけると新しい発見に出会えることでしょう。

サークルアラウンドってどんなスクール?

まず最初に断っておきます。サークルアラウンドさんは

スクールではありません!!

では何なのか?


私のイメージで言うとパーソナルジムのトレーニーとトレーナーのような
関係でプログラミング能力の向上させてくれるような立ち位置です。
(以下トレーニングとします)

◯イザップのようにトレーナーが受講者にマンツーマンでついてくれて
期間中アドバイスとコードレビューを行ってくれます。

他にあるスクールと違うのは

  • メンターは1人
  • 現役エンジニアの本気のコードレビューが受けられる
  • 週1回のオフラインでのレクチャー
  • 期間中はgithubでバージョン管理する
  • 全てが受講生の成長のために考えられている


誰でもホームページを見れば大体のことはわかるですよね・・・
なのでここから書く内容がわかりやすいように一度読んでおく
ことをお勧めします。
(サービス内容だけじゃ分からないことを体験談で埋めていきましょう!)

こちらを見ればサークルアラウンドさんにたどり着けます
サークルアラウンド株式会社 | プログラミングを通しヒトの可能性を広げる

読まれたかたはわかると思いますが

トレーナーは、あなたと一緒にマラソンを走る「伴走者」です

と説明がありますが、まさにその通りな内容です!

週1回のオフラインとオンライン受講

普通のスクールを想像する人はこう思うかもしれません

「常に誰かそばにいてすぐ教えて欲しい」
「1人でやるとモチベーションが・・・」

気持ちはすごく分かりますw

初めは心配しながら受講していましたが、質問があればslackで
投稿するとすぐに返してくれるので問題の前で悩み続けなくて済みました!

だから週6日は一人で学習を進めていくわけですが守護霊のように後ろでスーッと
見てくださっているような気がして心強さがありましたw

そしてオフライン時はslack上では説明が難しかったり、概念的な説明に対して
メンターを独り占めしてレクチャーを受けることができました。

さらに月1回のみですが90分のガチレクチャーを受けることができます。
これが一番講義らしい講義で僕の場合こんなことをレクチャーいただきました

こんなツイートをしたのでオブジェクト指向のさらないるレクチャーが始まりました笑

各内容は別記事にて後日まとめていこうと思います。

月1回のレクチャーなので合計2回のみの受講になりますが、現場で活躍されている
現役のエンジニアの90分を独占できることはとても貴重で初学者に必要なことがギュッと
詰まっているのでかなりオススメできます!

こちらの講義は全てオーダーメイドでメンターのかたが今自分に足りていないorこれから
必要になることをカスタマイズしてレクチャーしてくれるので世界で一つの自分のための講義ですね!

内容が時間をかけて調べれば何とか理解できるかもしれない内容ですが、そこを確かな知識でたった90分で
理解できたのは私の場合かなり濃い時間となりました。

学習素材は?

こちらのトレーニングでは学習はgithubGithub Flow)を用いて現場で使用される開発の流れに
近い形で進められます。

情報商材や決められたテキストの課題をこなすだけのスクールとちがってこちらは

完全オーダーメイドだから自分に足りないところを効率よく補える!

スクールのような決められた題材だと独学でカバーできる内容が多い場合スクールに通う意味
を見失ってしまう可能性もあります。

そして、私の場合はもともと作っていた自作アプリを受講前に見ていただいたところ

「これ1から作り直そう!」

と言われ

・・・?

と頭にはてなが浮かびましたが、どうやら力技ではある程度の実装はできる(初学者なりに)との
判断で現場のお作法に乗っ取ったより現場らしいコーディングを学びつつ学習してきたことを
総ざらいして足場を固めてしまおう!とのことでした。

実際これはかなり効果があって独学時のコードと受講で書いたコードは別人が書いたかのような
できの差で可読性を保ちつつスッキリしたコードを書くことができました!

「あーここインデント入れようね」とか「スペース1個入れとこ」とか
かなり細かい指摘をたくさん受けましたが逆を返せばそこまで見てくださるということです。

学習題材が決まっていることに疑問を感じている人にはぴったりでしょうね!

超初心者でも大丈夫なコース設定

まだ学習を初めて日が浅い方は
「メンターについてもらってもスクールに通ってもついていけるかなぁ・・・」
なんて心配される方も多いはず。

そんな人はいきなり個別トレーニングの前に実力を測れるトレーニングも存在します!
火曜日20:00〜やっている塾みたいな感じなので仕事終わりの方でも行きやすい時間ですね!
Ruby Climbing

実は私も本格的に個別トレーニングを受ける前にスムーズにトレーニングに入れるように
RubyClimbingで自分のレベルを確認しました。
内容はUdemyで動画学習を通してsinatrarailsといったフレームワークで簡単なアプリを作り
最後に知識確認テスト(みたいなもの)をやってみてしっかり知識が身についているかまでみてくれます。
(sinatraは初めて聞きましたしrailsに劣るイメージでしたが泥臭い分railsでは見えない部分も学習できてよかったです!)

私の場合は1週間でそのカリキュラムを終了しました。
(初めの2週間は無料で受けられるのでお得でした!)

RibyClimbingで学習の下地を作れたのでその後スムーズに個別トレーニングを受けることができました。
こんな流れでみていただいたので安心して学習に望めました!

個別トレーニングのその先

自作アプリを再構築する個別トレーニングを受けた後個別トレーニングのそのさきのトレーニングを
紹介していただきました。

チームトレーニング

かっこいいですよねw
チームトレーニングは今までメンターと自分の1対1で開発作業をしていたのを他の受講生やメンターの方と一緒に
チームを組んで開発作業します。
同じアプリ内で自分がやってるissueの隣で他の受講生が別の作業をしている状態です。
独学では経験できないしチーム開発をやったことがあるという経歴にもなるので良いことしかないですね!

ちなみにここで初めて他人の書いた既存のコードを読みことになりました。
(すでに運用されいるサービスなのでレビューはあれこそ一人でやっていた時より緊張感ありました)
自分の引き出し以上のレベルのコードになっているはずなので最初はかなりリーディングに苦戦しました。
しかし、個別トレーニングや90分のオフラインの講習のおかげでコードを読んだりログをみてデバッグしたりする
方法の下地は身についていたので、1ヶ月たった頃にはアプリ内のもっとも難しい処理を読み解くことができました!
これはかなり自身になりました。人のコードの書き方、コメントの入れ方、メソッドの作りかた等
「こんなこともできるんだ」と思いながら、自分のアプリでも真似して実装してみよー!とか
まだまだ初級ですが苦労した分独学時よりもかなり成長できたと思います。

チームトレでのissueは

  • 既存機能のモデル引っ越し
  • デバッグ作業
  • バグの調査と解決策の考案と実施

みたいに1から作るよりは既存のものを修正したり追加たりする作業なのでこちらも良い経験になります。

受講前の私のスペック

受講前まではweb上での質問も下手で返信こないし都会に住んでないから
もくもく会もないので100%独学でした。

  • プログラミング学習開始時期 2018/2〜 (rails歴 6ヶ月目)
  • 学習記録 progate ruby, ruby on rails, html&css, git, js + rails チュートリアル10章くらいでギブアップ、ドットインストール
  • 前職は機械のエンジニア(工場とかで見るやつ)
  • 25歳
  • railsを使って簡単なアプリを独学で作成

ShumiShare

  • herokuのセットアップに2〜3日かかってやっとアップロード


アプリを作っていくにあたって実装したい機能、データベースの扱い方、バージョン管理・・・
何だかやることはいっぱい
でもprogate先生やドットインストール先生の範疇を越えると途端にどうしていいか分からないくなる


そもそもどうやって学習していけばいいんですか!

と心の叫びが爆発

ちょっとググるとたくさんいるいわゆる普通のプログラミング初学者ですね
次からはトレーニングの内容をご紹介しましょう!

トレーニングってどんな感じ?

スクールとは一味違う個別トレーニングについてご紹介します!

コードレビューという名の銃撃戦

githubを用いて現場に近い方法で開発を進めていく学習方法ですが、
メンターの方がissue(課題)を受講生に与え、それを受講生が解決し
内容はpull requestとしてgithub上に提出しそれをメンターが
ガチレビューをしてOKなら課題クリア!(merge)ダメなら指摘点として修正を要請されるという流れ。

そして自分たちは初学者、つまり課題はこなせどこなせど無限に存在する。
自分で「こんな機能を実装して見ました!」もあり。

つまりやればやるほどpull request(扱う課題数)が増えていく。
issueは小さいサイズのタスクにしてアサインされるけれど私の場合は
丸1日勉強に費やすことがほとんどでしたので1日に提出するpull requestは複数件あり
レビューする側も大変だろうなと思いましたが、全部丁寧にレビューいただけました。

さらにレビューの指摘点に対してアドバイスや考え方をもらいこちらからはどのようにして実装します
というような自分の考えをgithubに投稿することで自分の学習記録がどんどん増えていきます
githubは開発の歴史が全て記録されていきます)
ので転職や就職を考えている人にとっては良いアドバンテージになるはずです。

そんなこんなで毎日issueとレビューの指摘に取り組み、メンターからは新しい課題と
レビュー返しが絶え間なく横行するまさにgithub上は戦場と化していたように思います(ただの例えです)

やる気があってもりもり学習進めるぞって人はぜひ銃撃戦を体験するほかないでしょう

メンターは全員”教える”ことが上手

メンターの方々はとても優しい方達で、受講生である自分たちは初学者なのですぐ壁に当たるし
簡単なことですぐつまづくし質問の仕方も雑で現場ならどうしようもないレベルでしょう。

しかし、メンターの方達はそんな私たちの目線まで下がってきてくれて同じ目線で問題に取り組み
解決に導いてくれます。

私の場合もつまづいているところのアドバイスをもらった時に普通なら経験則を用いて

「あ〜それね。これをこうしたら・・・ほらできた!ね、簡単でしょ?」

となるところを、原因を特定して(もちろん特定するところを目の前で見せてくれた)問題がわかると
それがなぜ起きているか、そして今ある自分の力とのギャップを判断しそれを埋めてくれるツールや考え方を
授けてくれました。 つまり解決するための道を用意してくれたのです。

2ヶ月間、間違っても問題に対する直接的な答えは一切教えてくれず、全ての問題は自分で解決することを
続けていました。おかげでエラーに対する耐性がかなりつきましたし、バグを解決する時間は最初に比べて
早くなりました。

ちなみにバグについて質問する際にメンターの方も自分がハマったのと同じように調査時に時々バグを
起こすので「あぁ失敗は誰でもするんだなぁ」と安心感もありましたw
しかしここでデバッグするスピードは自分のものとはるかに違うのでオフラインでそれを目の当たりにすると
かなり良いお勉強になりますし、エンジニアかっけー!!ってなります。

メンターと受講生の壁を超えた関係

今まででも今回受けたトレーニングはかなり満足できたし実力の向上も効率よくできたと
思いますが、個人的にはメンターの方がメンターらしくなかったことが一番よかったと思います。

講義をする側と受ける側と線引きするとどうしてもどれだけ仲良くなっても最後の見えない壁があると思います。
しかしサークルアラウンドのメンターさん達は受講生の人となりを最もよく大事にされていると感じます。
まるで師弟関係のようでした!

この人はどんな人で、プログラミングや物作りに対してどのように感じているか、問題やエラーに対して
どのような対応や心持ちを持っているか、どんなことに楽しさを感じているか、みたいな性格の部分に
対して肯定してくれるので自然とモチベーションも上がるし何より辛い学習が楽しく感じられるようになっていました。

エラーや概念の難しさに悶える気持ちに共感してくださるのも良いポイントです!

プログラミングはどんなバックグラウンドの方でも挑戦できるとよく言われていると思いますが、まさにこれを体現されている
と思います。

で、おなじみの就職支援は?

乱立するプログラミングスクール、転職、就職を求める受講生達。そんな彼らのスクールとしての
ゴールは就職でしょう。しかしよくネット見かけるのがスクールと現場のギャップ。

  • 会社では誰も教えてくれない
  • スクールでやったことでは太刀打ちできない
  • そもそもエンジニアとしての働き方がわからないから現場に溶け込めない

ま、私も未経験者なのでネットにたくさん書かれていることを引用したまでですが、
そういうことでしょう。

「就職をする」ことめがけて突っ走ると上記のようになりそうですが、
問題は就職にどのようにアプローチするかでしょう。
なのでスクール卒業、または通いながら

等色々方法がありますが、今回私はトレーニングが終わってからのことを相談受けていただきました。
そしてしばらくサークルアラウンド株式会社で受託案件のアルバイトのお声をかけていただきました!
※卒業生全員というわけではないのでタイミングや都合に左右されると思います。
折を見てしっかり社員を育ててくれそうな会社に引き合わせられるかもしれないとお話もいただいているので
感謝しかないですね!
サークルアラウンドではオフィスでもくもく会や相談会を開催されているのでもしかすると私を見かける
かもしれませんね。
それだけでなく都内各所でもくもく会等に出現するのでもう少し踏み込んだ質問なんかは直接お会いした時や
ツイッターのDMなんかでご質問されれば嬉しそうに答えることでしょう笑

そんなこんなで卒業後のことも相談から何まで乗っていただけるので就職先にこだわりたかったりする人には
良いのかもしれません。

最後に

終始褒めて、良いところばかり紹介していましたが私の感じたところはこれが全部ですごく有意義な2ヶ月になったと
思っています。
アルバイトを始めるからとかそういうことはなく、純粋にこれからプログラミングを誰かに教えてもらうために
どこかでお世話になりたい人のために1つの道として紹介できればと思って本記事を書きました。